VPN接続ができない場合(白い画面になってしまい先に進めない) |
VPN接続を試みる際に、ブラウザのコンテンツ部分が、白い画面のみになってしまい、先に進めなくなることがあります。
ここでは、そのような場合の原因と対処方法の例を紹介します。
このような状態になる原因としては、以下のことが考えられます。
- vpn.riken.jpと、クライアント(ユーザ)PCとの通信が正常に終了せず、途中で止まったままになっている
白い画面のみになってしまったタイミング毎に以下の原因が考えられます。以下を読んで、ご自分が該当する部分の対処方法を実施してください。
This is Advanced-net VPN. You are XXgroup! とメッセージが出る前
原因
上記の原因としては、以下が考えられます。
- https://vpn.riken.jp が、信頼済みサイトに登録されていないため、ブラウザが通信をブロックした
対処方法
マニュアルに従って、https://vpn.riken.jp が信頼済みサイトであることをブラウザに登録してください。
This is Advanced-net VPN. You are XXgroup! とメッセージが出たので Continue を押した後
上記の原因としては、以下の2つが考えられます。
このメッセージは認証が通った後に出るので、いずれの場合も認証自体は成功しています。従って、証明書や接続プロファイルのエラーではないことがわかります。
原因1:クライアントが一方的にセッションを切ってしまった
- Webインストールが失敗してマニュアルインストールを求める画面を放置したまま、再度VPNサーバ (https://vpn.riken.jp) にアクセスした。
サーバ側は「クライアントソフトのWebインストールがうまくいかなかったので実行ファイルをダウンロードしてマニュアルインストールしてください」と提案をしているわけであり、サーバとクライアントホストとの通信セッション自体は保たれています。それにも拘らず「失敗した」と思いブラウザを閉じるなどしてしまい、再度セッションの確立を試みるとこのような状況になります。
- 接続中に再度VPN接続しようとした 。
前項と同様に、VPNサーバ側は「セッション確立中」という認識にも拘わらず、クライアント側がもう1つ別のセッションを確立しようとしていることによるエラーです。
対処方法
このような場合には、以下を試してください。
- 30分程度時間を置いてから再度接続してください。
クライアントPCからの応答が一定時間ない場合は、センター側VPN機器から Disconnectしますので、初期の非接続状態に戻ります。
原因2:サーバ側が一方的にセッションを切ってしまった
- しばらくPCから離れていたために、アカウントロックがかかり、VPN接続が切断されてしまった。
サーバ側が通信セッションを切ったにもかかわらず、クライアント側はセッションが確立されつづけていると認識していることによります。
対処方法
このような場合には、以下を試してみてください。
- PC、または、ブラウザの再起動
これにより、クライアント側でもセッションがリセットされます。
- 急いでいる場合は、VPNクライアントの直接起動で接続する。
ブラウザは「セッション確立中」の認識のため何もできないので、クライアントソフトの直接起動でセッションを別途確立しなおしてあげます。セッションの再確立ができれば、ブラウザからVPN通信ができます。