節電対応としてのデータ科学基盤利用負担金免除のお知らせ

節電対応としてのデータ科学基盤利用負担金免除

理研全体の節電対応のために、各研究室で利用中の計算機やストレージなどの計算リソースをデータ科学基盤HOKUSAI SailingShip(SS)に移動を進めます。移行を促進するために移行分のSSの利用負担金を免除します。

対象
  • 理研の全事業所のサーバやストレージで利用中のものを2022年12月から2023年2月までにSSに移行完了するもの。
    • 移行期間は必要最小限とし、原則1ヶ月以内とする。
  • 電源を入れて利用中のものに限り、ノートPCなどは含まない。
    • 夏場の節電対応などで電源を落としているものは対象に含むものとする。
利用負担金を免除する計算リソース
  • 移行開始後から2024年3月末までの利用負担金を免除
  • 原則、移行元の計算リソースのCPUの1物理コアにつき2 vCPU分の利用負担金を免除
    • 研究室当たりの上限はSS10ノード分(920 vCPU)
  • 移行元のストレージの実効容量分の利用負担金を免除
    • 研究室当たりの上限は100 TB
申請手順
  1. 以下で示す申請内容を にメールで申請
    • 受理と案内を受け取る
  2. SSへの移行作業
    • SSでプロジェクト作成
    • SSでシステム構築
    • SSへデータ移行
    • 移行完了後に連絡
  3. 移行元の計算リソース利用終了の確認
    • 情報システム部により現地で確認
申請内容
  1. 申請者名
  2. 支払責任者
    • SSのプロジェクトの支払責任者と同じであること。
    • 事前に許可を取り、申請のメールのCCに入れること。
  3. 支払責任者の所属
    • センタ名や研究室名など
  4. 移行後に電源を落とす計算資源
    • 計算資源の利用内容
    • サーバの総コア数
      • 計算機毎の内訳をCPUの種類も含めて
    • ストレージの実効容量
  5. 移行期間
    • 原則1ヶ月以内とすること。
    • ある程度システムの規模が大きくて、移行の可否も含めて不透明な場合はご相談下さい。
      • システムの概要や移行に際しての懸念点を教えてください。
申請の例
  1. 申請者名:理研 太郎
  2. 支払責任者:和光 次郎
  3. 支払責任者の所属:XXセンターXX研究室
  4. 移行後に電源を落とす計算資源
    計算資源の利用内容:XX実験データの保存と解析用
    サーバの総コア数:360コア
    ログインノード1台:Intel Xeon Gold 6148(20コア) x 2CPU
    計算ノード8台:Intel Xeon Gold 6148(20コア) x 2CPU
    ストレージ実効容量:10 TB(NetApp EXXXX 2台)

  5. 移行期間:12月21日から1月20日
その他
  • SSの利用情報
  • SSにおけるPIaaS利用支援12月中2023年1月上旬に公開予定
    • 最低限のVMイメージと構成管理ツールAnsibleのplaybookの提供の組み合わせ
    • アカウント管理(LDAP)、ファイルサーバ(samba、NFS)、リモートデスクトップ(rdp、vnc)
    • PCクラスタ構築(slurm、singularity)
お問合せ先

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