editor_7 のすべての投稿

節電対応としてのデータ科学基盤利用負担金免除のお知らせ

節電対応としてのデータ科学基盤利用負担金免除

理研全体の節電対応のために、各研究室で利用中の計算機やストレージなどの計算リソースをデータ科学基盤HOKUSAI SailingShip(SS)に移動を進めます。移行を促進するために移行分のSSの利用負担金を免除します。

対象
  • 理研の全事業所のサーバやストレージで利用中のものを2022年12月から2023年2月までにSSに移行完了するもの。
    • 移行期間は必要最小限とし、原則1ヶ月以内とする。
  • 電源を入れて利用中のものに限り、ノートPCなどは含まない。
    • 夏場の節電対応などで電源を落としているものは対象に含むものとする。
利用負担金を免除する計算リソース
  • 移行開始後から2024年3月末までの利用負担金を免除
  • 原則、移行元の計算リソースのCPUの1物理コアにつき2 vCPU分の利用負担金を免除
    • 研究室当たりの上限はSS10ノード分(920 vCPU)
  • 移行元のストレージの実効容量分の利用負担金を免除
    • 研究室当たりの上限は100 TB
申請手順
  1. 以下で示す申請内容を にメールで申請
    • 受理と案内を受け取る
  2. SSへの移行作業
    • SSでプロジェクト作成
    • SSでシステム構築
    • SSへデータ移行
    • 移行完了後に連絡
  3. 移行元の計算リソース利用終了の確認
    • 情報システム部により現地で確認
申請内容
  1. 申請者名
  2. 支払責任者
    • SSのプロジェクトの支払責任者と同じであること。
    • 事前に許可を取り、申請のメールのCCに入れること。
  3. 支払責任者の所属
    • センタ名や研究室名など
  4. 移行後に電源を落とす計算資源
    • 計算資源の利用内容
    • サーバの総コア数
      • 計算機毎の内訳をCPUの種類も含めて
    • ストレージの実効容量
  5. 移行期間
    • 原則1ヶ月以内とすること。
    • ある程度システムの規模が大きくて、移行の可否も含めて不透明な場合はご相談下さい。
      • システムの概要や移行に際しての懸念点を教えてください。
申請の例
  1. 申請者名:理研 太郎
  2. 支払責任者:和光 次郎
  3. 支払責任者の所属:XXセンターXX研究室
  4. 移行後に電源を落とす計算資源
    計算資源の利用内容:XX実験データの保存と解析用
    サーバの総コア数:360コア
    ログインノード1台:Intel Xeon Gold 6148(20コア) x 2CPU
    計算ノード8台:Intel Xeon Gold 6148(20コア) x 2CPU
    ストレージ実効容量:10 TB(NetApp EXXXX 2台)

  5. 移行期間:12月21日から1月20日
その他
  • SSの利用情報
  • SSにおけるPIaaS利用支援12月中2023年1月上旬に公開予定
    • 最低限のVMイメージと構成管理ツールAnsibleのplaybookの提供の組み合わせ
    • アカウント管理(LDAP)、ファイルサーバ(samba、NFS)、リモートデスクトップ(rdp、vnc)
    • PCクラスタ構築(slurm、singularity)
お問合せ先

E-mail:

【アンケートご協力のお願い】富岳利用希望のアンケート

2022年9月15日
情報統合本部 情報システム部

富岳利用支援の事前準備のアンケートになりますので、ご協力よろしくお願いします。

アンケート趣旨

理研の研究者に理研内のみに留まらず、自身の研究や業務遂行に適した多様な外部を含む有償計算資源やサービス等を利活用しての研究開発推進や業務効率化のための包括的な枠組み構築を行うことを検討しています。

この取組では、今年度から着任された五神理事長が示された方向性を踏まえて、長期的に理研内のみではなく様々な外部計算資源・サービスなどを含めた計算資源やサービスの利用環境を利用するにあたっての整合的な枠組みを目指します。本年度は有償の計算資源・サービスなどの利用の試みとして、利用料金などを初期的に理事長裁量経費から補助する想定でおります。

本年度の試行の1つとして、富岳を利用したシミュレーションやデータ処理を行うことで、理研として早々に成果が出せそうな課題を積極的に採用し、利用の補助を行うことを検討しております。補助内容については、応募課題の総数により異なることも想定されますが、現時点では今回の試行利用の全額補助を想定しております。そのための事前調査として本アンケートを実施します。ご興味のある皆さまには積極的にご回答頂ますようお願い致します。


  • 対象:理研の職員(客員の方は受入先PIとご相談ください)
  • 締切:2022年9月26日午後6時
  • 問合せ先:isys-hpc [at] ml.riken.jp

HOKUSAIメンテナンスのお知らせ

スーパーコンピュータHOKUSAI BigWaterfall(HBW)とデータ科学基盤HOKUSAI SailingShip(HSS)は、和光地区の計画停電に伴い以下のスケジュールで全サービスを停止します。その際、定期メンテナンスも実施します。

停止期間(HBWとHSS)
10月7日(金)午後5時から10月11日(火)午後6時まで

HBWについては、停止期間前にジョブの実行制御を行い、停止期間の開始時刻まで終了しないと見込まれるジョブの投入を停止し、運用再開後にジョブの投入を再開します。

HSSについては、サービス停止前までにVM(インスタンス)の停止をお願い致します。サービス停止時に起動しているVMにつきましては強制終了致します。サービス再開後にVMは自動的に起動しませんので、利用者自身で起動をお願い致します。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力お願いします。

問い合わせ先
E-mail: